読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

飽きたから

飽きたからです

ゴリゴリのゴリラの話

たまに思う。

どんなに偉い人も、威張り散らしてる人も、
金持ちもイケメンも、
誰かが殺したがってる誰かも、
ゴリゴリのゴリラの前では無力だ。

なんやかんやと言っても、暴力は怖い。マジで怖すぎる。
ゴリゴリのゴリラが目の前に現れても、他の人に対するのと同じように話が出来るだろうか。
ハルヒ見てないとか人生の半分は損してるわ」とか、ゴリゴリのゴリラ相手に言えるだろうか。

無理だ。
ゴリゴリのゴリラが「長門長回しとか同じ回何度も放送するとか視聴者を舐めすぎ」とキレることを想像すれば、そんなことは言えやしない。
もし言える人が居るとしたら、その人は相当な狂人か、その人も同じくゴリゴリのゴリラかだ。

ゴリゴリのゴリラ同士であれば、同等に会話が出来ると思う。
消失長門最高だろ」「いやいや、あれは既に長門じゃないから」といった具合。
これがもし、片方が普通の人間であれば、
消失長門最高だろ」「勿論そうで御座いますとも。いやはや流石のセンスで御座います」といったことになる。

ゴリゴリのゴリラは、その存在のみで、既に勝利しているのだ。

逆に言えば、人間は、その存在の時点で既に敗北している。

皆すべからく、既に敗北している。
だから、誰かのことを嫌ったり怒ったりして自分がつらくなる必要なんて無いし、嫌われたり怒られてつらくなる必要なんて無いのだ。

あの嫌なバイトの先輩も、嫌いな人も、
ゴリゴリのゴリラを前にすれば、全員即土下座だ。
だから大丈夫だ、何も気にしなくていいのだ。

ゴリゴリのゴリラはいつだって僕らを見守ってくれている。
だから思いっきり笑って生きればいいんだ。